歌舞伎座から八丁堀へ——おじさんたちの銀座・築地ぶらり散歩
勝鬨橋と「かちどき橋の資料館」——地味だけど、味わい深い
築地から歩いてほどなく、勝鬨橋に出ます。
晴海通りをまっすぐ進むと、やがて隅田川の川面が見えてきて、先ほどの人混みが嘘のように空気が変わります。
橋の手前で思わず深呼吸したくなるような開放感がありました。

勝鬨橋——かつて「東洋一」と呼ばれた跳開橋
勝鬨橋はかつて「跳開橋」として、橋の中央部分がハの字型に開いて大型船を通していた橋です。
完成は昭和15年(1940年)で、当時は東洋一の規模を誇っていたといいます。
最後に開いたのは昭和45年(1970年)11月29日のことで、今はもう開くことはありませんが、その後2007年に国の重要文化財に指定されました。
橋の上から隅田川を見渡すと、東京にいることを少し忘れるような眺めがあります。
川を行き来する屋形船、遠くに霞むスカイツリー、ゆっくり流れる水面——しばらく手すりにもたれて眺めていました。

かちどき橋の資料館——穴場中の穴場
橋のたもとに「かちどき橋の資料館」という小さな展示施設があります。
東京都建設局が運営しているもので、かつて橋を開くために使っていた変電所を改修して資料館にしたものです。
事前に知っていなければ絶対に素通りしていたような場所ですが、せっかくなので入ってみました。
展示はこぢんまりとしているものの、橋ができた当時の写真、実際に橋が開いていた時代の映像、開閉の仕組みを示す模型など、見ごたえのある内容でした。
「こんな仕組みで動いていたのか」と、橋の構造に妙に感心してしまいます。
理系出身のメンバーがひとりいて、説明パネルを食い入るように読んでいました。
入場は無料です。
しかも月・水・日曜が休館で、火・木・金・土のみ開いているので、訪れる前に確認が必要です。
行く日によって入れないこともあるので、この点だけはご注意ください。
「こんなに充実した内容で無料なのか」とメンバー全員が驚いていました。
地味だけど、本当に味わい深い場所です。



トイレ情報
かちどき橋の資料館の館内にトイレがあります。この付近はトイレが少ないので、ここで済ませておくと安心です。次の夕食会場まで少し移動することになるので、ぜひ活用してください。
勝鬨橋・かちどき橋の資料館・アクセス情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 資料館の住所 | 東京都中央区築地6丁目地先(築地市場勝どき門横) |
| アクセス | 都営大江戸線「築地市場駅」A1出口より徒歩8分 |
| アクセス(その2) | 都営大江戸線「勝どき駅」A4出口より徒歩8分 |
| アクセス(その3) | 東京メトロ日比谷線「築地駅」1番出口より徒歩8分 |
| 開館時間 | 火・木・金・土 9:30〜16:30(12〜2月は9:00〜16:00) |
| 休館日 | 月・水・日曜、年末年始(12/29〜1/3) |
| 入場料 | 無料 |
| トイレ | 館内にあり |
| 電話番号 | 03-3543-5672 |
| 公式サイト | https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/road/iji_syuzen/hozen/kachidoki |
※開館日・時間は変更になる場合があります。必ず事前にご確認の上お出かけください。
