歌舞伎座から八丁堀へ——おじさんたちの銀座・築地ぶらり散歩

はじめに——定年後の散歩は、こんなに気楽だ

定年後の楽しみのひとつが、仕事抜きで仲間とぶらぶら歩く時間です。
現役のころは「どこかへ行く」となると日程調整だけで一苦労でしたが、今はお互い気楽なもので、「来週どうする」くらいの軽さで集まれるようになりました。

予定を詰め込みすぎない、疲れたら座る、気になったところで立ち止まる——そういう自由さが、定年後の散歩の最大の魅力だと思います。

今回は60代のおじさんが集まったいつものメンバーで、銀座から築地、勝鬨橋、そして八丁堀まで歩いてきました。
行った場所を単純に結ぶと距離はおよそ5kmですが、様々なスポットに立ち寄っているため、実際には6~7kmかそれ以上、歩いているかもしれません。
無理のないゆったりしたペースで半日ほどのコースです。

締めはもちろん串揚げとカラオケです。
(様々なところへ出かけましたが、毎回そこだけは変わりません。)

築地場外市場を望む
築地場外市場を望む

歌舞伎座——チケットがなくても、意外と楽しめる

最初の目的地は銀座の歌舞伎座です。
「歌舞伎は観たことがない」というメンバーもいましたが、実は歌舞伎座はチケットがなくても入れるエリアがいくつかあります。

地下の「木挽町広場」には土産物屋や軽食が並んでいて、観劇客でなくても気軽に立ち寄れます。
歌舞伎にちなんだお菓子や手ぬぐい、根付けなど、眺めているだけでも面白い品揃えです。
東京らしい手土産を探すにもちょうどいい場所でした。

歌舞伎座の立派な門構え
歌舞伎座の立派な門構え

歌舞伎座ギャラリーが思いのほか面白かった

5階にある「歌舞伎座ギャラリー」は有料ですが、歌舞伎の歴史や実際に使われた衣装・小道具などが展示されていて、予想以上に見応えがありました。

衣装の豪華さや舞台道具の細かい作り込みを間近に見ると、「日本にこういう伝統があるんだな」とじんわり実感できます。

歌舞伎をまったく知らない人でも、美術品を見るような感覚で楽しめます。
「これが舞台で使われていたのか」という驚きを、何度も繰り返した展示でした。

歌舞伎座ギャラリー回路の案内
歌舞伎座ギャラリー回路の案内

屋上庭園でひと息

ギャラリーに隣接した屋上庭園は、銀座の喧騒からすっと切り離されたような静かな空間です。
しだれ桜をシンボルに、燈籠や蹲踞が配された、小ぢんまりとした和の庭です。
植栽が季節ごとに変わるようで、この日もちょうど良い雰囲気でした。

「こんな場所が歌舞伎座の上にあるとは知らなかった」とメンバー全員が口を揃えました。
銀座という場所の性質上、ゆっくり外気に当たれる場所は意外と少ないので、こういうスポットは貴重です。

黙阿弥の石燈籠と蹲踞(つくばい)
黙阿弥の石燈籠と蹲踞(つくばい)

トイレ情報
歌舞伎座タワー内にトイレがあります。主に地下2階の「木挽町広場」、地下3階、および5階に設置されています。多機能トイレも併設設置されており、清潔で使いやすいです。次の築地本願寺まで少し歩くので、ここで済ませておくと安心です。

歌舞伎座のアクセス情報

項目内容
住所東京都中央区銀座4丁目12番15号
アクセス東京メトロ日比谷線・都営浅草線「東銀座駅」直結
歌舞伎座ギャラリー営業時間10:00〜17:30(最終入館17:00)
ギャラリー入場料一般600円/小中学生500円
屋上庭園無料(ギャラリー利用者以外も入場可)
トイレ各フロアにあり・清潔
公式サイトhttps://www.kabuki-za.co.jp/

※料金・営業時間は変更になる場合があります。お出かけ前に公式サイトでご確認ください。

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